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 本当にありとあらゆるインプットが足りない、と日々常々折々節々感じる。一旦大量に浴びて、じわっと染みたものを探っていかないと、楽しめることも楽しめないんじゃないか。アニメーション映画を観るときの腰の重さが気になるし、観た後も観る前もすげえしんどい。
 覚えていられないような人間が、映画観んな、本読むな、絵観んな、と強く思う、どうして覚えられないんだろうか、関係ないけど、とっても悲しいね。

 三日目は二時間半に設定して4370字となり、この持ち時間に決定、あとは書くのみ。そのあと頭を冷やすためにさりさりフリックで4318字、問題はそっちが一時間かかってないってことで、そのスピード感を小説に持ち込みたい。一時間半から二時間で4000字書けるようにしたい。縦書きタイピングと横書きフリックの差を埋めたい。横書きで画面が小さいというのが早く書ける理由だと思うんだけど、それは何か考えごとをする際、頭の中は横向きの何かが散らばっていて、脳みその物体としての大きさとiPhoneの画面の大きさが、パソコンのディスプレイよりも近いからだと、それ関係あんのかよ。
 縦書きで左右に文字群が広がっている場所に書き込んでいくのは、浮かんでるのか浮かんでないのかも分からないくらいごちゃついたものを翻訳する作業なのかもしれない。目玉が横に並んでいるせいで、左右の文字群が視界に入り続けているのが、情報とも言えないノイズになって翻訳作業を阻害し、4000字書くのに二時間半も三時間もかかるようにしているのかもしれない。翻訳せずに書いているから、小説より一層考えていないことが書けてしまうんだろうが、頭の中でふらふらしているのはやっぱりごちゃごちゃしたままではあるから、翻訳はしてるんだろうか。
 書く前の意識が違うから速度が変わってくるのはそりゃそうなんだけど、具体的な指標もない○○〜みたいなもので全然別のものになるのが体感的に理解できない。

 破裂して四散しそうだからメモアプリを立ち上げて書いてるんだけど、書けば書くほど、勝手に進んでいくからか、違うんです違うんです、と焦って、呼んだ?って感じで、最初とは違った破裂を促し四散させようとする何かがやって来る。
 じゃあ、書くの止めれば?と思うけれど、そもそもが書いてなきゃやってんらんねえよから始まっているから、書いてから更に、ぎゃー!となる方がましではあるが、もどしそうと言えばもどしそう。
 365日のうち340日くらいは、頭痛か偏頭痛があるからか、結局どうしてもこうなっちゃう、という物事をし続ける癖付けの要因なのかもしれん、関係ないか。

 ほとんど自分の意思と関係なく、諸々の関節が破壊されそうになるタイプの運動にのめり込みたい。渓流があって、剥き出しの岩肌があり、踏ん張れないくらい柔らかい傾斜もあり、粘土質で滑り落ちていく急勾配があり、四つん這いに近い体勢でないと滑落する、目と鼻の先になだらか場所があり、背丈以上の藪をかき分け、落石や隠れた根を避け、命綱として掴んでしまう弱々しいツルがあり、熊による真新しい爪とぎ跡がある、そういった山を這いずり回りたい。
 ただ身体的な移動が足りない。定点とまではいかないまでも、本だらけの場所から遠く離れた地点で、誰も見覚えのない土地を練り歩きたい。心ここにあらず、って状態に自分で連れていかないと、めちゃくちゃ元気じゃなくなりそうな気配がある。