2020.8/19 TABINO HOTEL佐渡
面倒になって晩ご飯はBSポッピンコットンキャンディとキャラメルリボン、コーヒー。
朝食べて煙草。
先行配信の『松ばやし』、晴れ渡った空も似合う。それから『Sunday Morning』、やっぱ名曲の一つかも、このアルバムが一番好きだ、Maroon5は毎回ごろっと変わる感じがするよね、その時々の流行に、アダムの声だけでMaroon5だと分かるのは、真剣には聴いてないってことかな。
で、『メロウ』、今回意外にも聴きまくるかもしれない。
今日から初の佐渡島へ。四泊。たのしみー。
三日間、外に出て戻ってくると鼻血が出る。暑さのせいかな。気持ち悪い。
鳥居の前に立って、オカリナでジブリの曲を練習するおじさんがいた。
木々があるから何とも言えないが、不思議な音の響き方だった。湿原での鳥の声と同じ、発生源とは別の、少し上の空間から鳴っているような。
港、海の匂い!、高まる、売店で雪室珈琲のアイスラテ、一口目うま!と思ったけどそんなこともなかった。
船に乗り込む、16:00出港。排気ガス的な匂いが船内のどこにいてもあって滅入る。てか二時間半もかかるのか。やばーい。
船旅というのはしかし、うるさくて出来ないだろうなと思う。常に何かが動いている音がするというのは新幹線でもそうだけど、結構なストレスになり、耳から具合悪くなるから尚更、数時間が限界かもしれない。
甲板に出たり入ったり、出たり入ったり。
本を読み終え、本を読み始め、ずっと影だった甲板が明るくなる、顔を上げると夕陽が差し込む角度に船体が向いていて、海面の輝かしさを見ていると涙が滲む、美しい景色を見て涙ぐむのは一体なにが起こっているのか。
人が目を擦ってるのを見ると心配になる、そんなに!って具合に、きっとその人も俺が目を擦ってるのを見たら、そんなに!と思うだろう。
宿についてすぐ近くのコンビニへ。とんでもない量のエロ本があってびっくりする。各種コンビニからなくなったそれらはここへ辿り着いたのか。
シャグもあるし変な紙巻きもあるし、いいところ!
晩ご飯をどうしようか悩む。
近くのイタリアン。普通以下、悲しい気持ちになる。
宿に展望テラスという名のただの屋上があり、ペプシ飲みつつ登る、屋上好きとしては嬉しい。
2020.8/20 TABINO HOTEL佐渡
たまにレベルの違う作画の回もあるものの基本的に酷い『NARUTO』を観つつ、明日の晩ご飯を心配しながら寝る。
サンボマスター『青春狂騒曲』、今聴くとやばかった、『遙か彼方』が中忍試験辺りで、こっちは奪還編辺りって、選曲した方に拍手を送るしかない。
どこへ行っても海。
海のそばで中高と過ごしてみたい。次の次以降。
数年、彷徨うのをベースに生活しているが、いい顔をした男、と認識される人よりも、いい顔した女、と認識される人の方が多いように思う。
で、大変よろしくない思いとして、田舎や島で麗しい方や異様な雰囲気のある方を見かけると、どのような思いでこんなところにい続けているんだろうかというのがある、まじ余計、見目麗しい!だけでいいのに。
思わないようにしよっと。
それにしても佐渡島、こんなに町と変わらないんだな。でかい本屋もあるし家電量販店もドラッグストアもあるしスーパーも大小あるしチェーンの飲食店も何種類もある。ミスタードーナツすらある。クリースピークリームドーナツだったら今日や明日の晩ご飯になっていただろうに。
それぞれの町のパターンみたいなのを知りたい。どこそこで遊んで、どこそこで働いてというようなの。
自転車を借りて蔦屋へ行ってみる。
なんだか良くない。
タリーズで休憩して戻る。
何の空腹も感じないが何か入れておいた方がいいだろうと近所の定食屋的な居酒屋的なところへ。
ミニカツ丼とラーメン、うま!、よかったー。
新潟に来てからよく見かけるポテトデラックスなるものが美味しくてはまる、マイルドソルト味とブラックペッパー味どっちも美味しい、船でも食べていたな、ブラックペッパーの方は昔ナチュロでよく見かけた玉ねぎのチップスを思い出す、樽一杯たべたい。
2020.8/21 TABINO HOTEL佐渡
そういうわけで、朝はホットドック。
旅の終盤はいつも移動が怠くなってきてぐったりしてくる。
とは言いつつ自転車。
ひらせい、というスーパー寄りつつ蔦屋ちら見しつつ、オールドファッションを買って帰る。
道がもう少し危険でなければ結構気持ちがいいのになー、フロントの方も「佐渡の道はどうでした?」と昨日のことを思って聞いてくるくらいだし。
でもほぼ、歩いている人も自転車の人も見かけない。そりゃそうか。
かなり日焼けした気がするな。
ジオパークだけど、良い景色や珍しい景色には興味が向かない、というかたまたま見たい。人間の目線じゃない、そのスポットの写真に突き動かされて行っても大抵がっかりするし、それに近くても確認に傾いているために、ふーんって感じ。
てことは佐渡島に合ってないのかもしれん。
来月は東京と北海道へ。
ひたすら田舎町を過ぎてきたために非常に心地の好い時間を過ごせるでしょう、そのあとの北海道はガラナを飲みまくるだけの旅。
佐渡島でも、佐渡島だからこそというか、観光客の多い島、だからこそなのかもしれないけれど、まあまあ年配の方もマスクを着けたまま歩いていて恐い。まじ死んじゃうよ。
国道沿いの、でかいだけで美味しくない飲食店が連なる辺りでも、コンビニまで30分歩くとか、そのコンビニやらスーパーから候補として上がる最寄が30分以上離れているとか、そういったところに住んでいないために、そのような田舎町、あるいは、「人多!栄えてるかも!え!もう終わり!」といった程度の都会のようなもの、に対して疲れる。
国内で、大阪と東京以外、くたびれるまで歩いてもまだ街な街ってあるんだろうか、もちろんその二つも円的な空間から外はどことも似通ってくるんだけど、街好きとしては東京のその辺り以外どこにもいたくない、大阪は今のところどこに降り立ってもすぐにぐったりするし、あれは何だろう。
そういうわけで、もう来年からうろつくのやめようかなといった気分になる、が、移動が目的に近いためにやめないでしょう。
これだからヒッチはいい、乗せていただいた方々との、というより、変な人が多いから、その変な人との短い会話を求めているから、場所がどれだけ酷くてもほとんど関係ない。
しかしヒッチハイクの概念がまだ確立していないために、長く続けていると摩耗していく。
基本的に乗せる方も乗る我々も、その間に金銭のやり取りがない、といった朧げな前提のようなものを意識するでもなくしていて、でも個人的には「よし、無料乗りすんぞー!」といった意図は微塵もないため、しかし、幾ら払うためどこそこまで、とか、どこそこまでの移動費として、とか、それはしたくないし、しないのは、変てこな人に乗せていただきたいからで、多分だけど金銭のやり取りが発生すると、乗せる側の数がかなり増えてしまい、つまんない人にあたる可能性が高くなるような、でもそれに対してまだ明確なものがない。
楽すんな、と人は思うかもしれない、と思ったり思わなかったりしていて、実際一人か二人にそう言われて、その予想、予感のようなものが当たったからこそ、多分あなたよりも色んな形態の旅をしてきましたが、ヒッチはその中でも割りかし群を抜いてしんどいです、とそいつらのとこまで降りてって言いたくなる、ほど、というか、そういった不確かなことを思い始めるが、だからとにかく、金銭のやり取りがあると、そういった人たちにあたる可能性も高くなるんじゃないか、乗せていただけるだけで有り難い、と心の底の方で(無数に繰り返して今は、なるべくヘンテコな人たちを!)と思っている我々が、それだけを思っていられるようにするには、今のところ基本的に物体の交換は採用されない。
てか『青春狂騒曲』の「このまま何も起こらずにあなたと分かち合うだけ」って歌詞やばくね?、と書こうとして確認したら「このまま何も残らずにあなたと分かち合うだけ」だった。
昨夜と同じ店、驚くほどの量、美味い。
2020.8/22 ホテルニュー桂
何故か眠れず、シャグと紙とフィルターを買いに出る、いつもの紙がなく残念だけど、うまいなー、ずっと紙巻きだったからびっくりする。
朝、久々の胃痛。
頭痛とか腹痛とか、しょっちゅうあるのって痛みに対しての驚きは少ないけれど、たまの胃痛にはたじろぐ、これどっから異常なの?って感じになって痛みからではない汗が出てくる。
ローソン、ホットカフェラテ、店内に小さな蟹がいた。ずいぶん遠いとこまでよう来た。
というか私は、人と向かい合って話すことに慣れなくちゃいけない。重度の散歩者だから、隣り合って、お互い大体は前を向いて、時折様子を窺うように顔を見る程度で話すというのに慣れ親しみ過ぎている。
青春というものが終わったとして、それから思い返す我が青春は色んな土地に分配されている、そういうふうにできて良かったー、とまだ真っ只中で思う。
予想では32歳くらいで終わる。遅。
かわいいライターをみっけたので買う、が、引き続きBIC集めもやめません、こうしてゴミ屋敷へと近付いていく、昨日も本体が黒で金属部が金のBICを初めて見かけたために購入した、ある一定の数集まったものを放り込んでおく部屋が欲しい。
クロトキめちゃ可愛い、二種類のぬいぐるみで迷うがどちらも一部分ずつよろしくない。
ペプシを買う。俺が飲みたいのはジャパンオリジナルテイストじゃないやつ!
俺は、あてなくぶらぶらしてる人が見たいから街が好きなのかも。
夕食に蟹が出た。
蟹とスイカは小学校低学年の頃までに一生分食べたと思っていたがその通りで、それほどの感動はなかった、し、俺ん中で蟹は人に剥いてもらったのをそばから食べるもので、全く上手く扱えずほとんど食べられなかった、うざ!、おばちゃんに剥いてもらう。
明日は朝から船。
旅の終わりは肉体に触れる、触れられること以外考えられなくなってくる。
ご飯食べてすぐに寝て、22時過ぎに起きる。
コンビニでも行くかー、と外へ出てみたが大変な暗黒で、フロントの方がライトを貸してくださった。
それにしても星が綺麗、道怖い。
2020.8/23 ホテルルートイン糸魚川
旅はどのようなタイプでも疲れ果てる、色々終わったあとの家での時間を考えると恐ろしい、が、今回から大丈夫なような気もしている。
とにかく書くことや描くことから離れすぎている、
来月の東京北海道はカメラを持っていこう。
街か極端に何もないところ以外では特に撮りたいものがない。
Bluetoothで繋げるキーボードを借りて来て分かったことは、パソコンでないと書けなくなっているということで、これは良くも悪くも多分にある。
と思いきや、夜のコンビニ、店員以外は誰もマスクしてなかった。
しかし問題としては、撮影メインの旅じゃないときにレンズを二本持っていく鬱陶しさをどうするかというので、望遠で山の先っちょ撮ったりビルの上の貯水槽撮ったりするの好きで、単焦点一本だとカバー出来ないし、かと言ってどちらもある程度対応可能な望遠一本だと、ここ!ってときに物足りない。
なんだか眠たい気がする。
あまりに様々なことで満ち足りているので、力の及ばない些細なことが目につく、あとそれで完璧っすって感じ。
ふとビートルズが聴きたくなるときがあり、そのほとんどはポールの曲なんだけど、たまにレノンの曲を聴くと、声すご、と当然なことに気付き直す、なんかすげーって声って意外とないよね。
三時間ほど眠り直して朝食。
最近食べ過ぎているのか、長い時間体がずっしりしている気がする。
両津港すぐ近くのmaSanicoffeeでアイスラテ、久々に美味いコーヒー飲んだなー、結構癖が強い、これは朝飲んで美味しかった佐渡牛乳が使われているのだろうか。
船。
一冊本を読み終え、自分の書いたものを読み始める、これ、https://wanderer-thought.work/index.php/2020/07/28/post-1986/、もっと膨らむ要素がたくさんあるように思う。
それぞれのパートだけでも同じ分量、あるいはそれ以上に書けそうな気すらする。
あらゆる書き物を忘れるために、読み返すと新鮮な驚きがある、あーそう書くのか、そう書けばいいのか、というような。
古川日出男『gift』の「光の速度で祈ってる」を読みつつRuelの『Younger』を聴き、咽ぶ。
山下達郎さんのラジオを聴き、話し声の若さにびっくり、声帯が強靭なのかな。
それからDREAMS COME TRUEの『HOLIDAY~much more than perfect!~ 』を聴き始める、俺らが小さい頃から今まで一線にいるアーティストは、ふときちんと聴くと、凄い。毎回ドリカム聴くたびに歌上手過ぎて笑けてくる。
近くのスーパーで水やらを買って、樵Cafeまで歩く。メニューを見ていると、お好みなどあれば、それでこちらがお勧めさせていただくことができます、というようなことを仰り、その声が、押し付けがましさが全然なくて、普段ならけっ!と思って、結構です、と断りをいれてメニューに戻るのだけど、だからあれこれ話してケニアを淹れていただけることに。
ケニア好きだから嬉しいような、また違ったのも飲んでみたいなと惜しいような、ネルドリップ、俺ネルドリップが好きなんだよなーと言いたいが口をつぐみ、ほかでは見たことのない所作を含んだドリップの流れをぼんやり見ていた。
冷めても嫌な味がしない。美味しい。ガトーショコラも品があり、俺はこういう店で、特別なことは何もせずにその丁寧さや心地の好いやり取りで、良いお客さんだったと思われたい、それはでも純粋にそう思われたいのではもちろんなくて、そうなるほどこちら側の、良い店に対する至極当然な態度、が伝わるといいと願っている、店主さんが思う限り店が続くといい。
会計の際に感想を伝えると、見たことのないくらい素敵な笑顔で「ありがとうございます。嬉しいです」と、そのあと、あれはああで、これはこうで、という誇示するような言葉も気配もなく、なんと良い店なのか。
海見に行ってからセブン行こうと歩き出し、変な名前のドラッグストアとスーパーに寄って戻る。
トータス松本『涙をとどけて』、もう11年聴いてるのかと思うと結構ぞっとするような、相変わらず素晴らしい曲。