2020.8/9 ダイワリンクホテル会津田島
アラームの音を聞いた覚えがないけれど、起きたのとその後で別のアラームが鳴ったからきっと聞こえていたんだろう、子どもの頃使っていたようなジリジリ鳴る時計の方が何となく信用できる。
『NARUTO』のアニメを見返しているのもあって久々にASIAN KUNG-FU GENERATIONの『崩壊アンプリファー』を聴き、その頃のことを思い出しつつ、思うことは増えど手付かずの部分は手付かずのままっすね。
それからインナージャーニー『エンドロール』、普通にいい!ってのが難しいのは分かっていても、普通にいい!って思うのは良くない。
それでちょい疲れて、ayutthaya『I Know,right?-EP』を聴き出す。
少し前にNew Music Mixに「ドラマ」が入っていてそこから、所々めちゃ好きだけど、その、声が所々めちゃ好きじゃなければ聴かないタイプ、というか聴いているとそれは、聴きたくないなーってムードを無視し続けることになり、ふとしたときにどどっと疲れる、たまに羊文学を思い出したり、FINLANDSを思い出したりする、一瞬の声と、数音のメロディ?
ソロのギターの音が大体好きじゃなくてしんどくなってくる。
ガラナを飲みたいのにもう近くのコンビニにない。
何かお菓子食べたいなーと思ったらモグチューを入れていたことを思い出す。素晴らしい。
明々後日は喜多方へ行くので、楽しみだが桃鉄でのイメージしかないので何があるか。
とにもかくにもガラナが飲みたい。
新幹線で『風もかなひぬ』を読みつつ、エッセイだけど、詩人と知っているからか、場面と場面の切り替わり方や書かれている文章に滲んだ前後の文章の気配の感じ方が、詩をしてる人の文章だー、と思う。なにそれ?
半日ぶりに煙草を吸って浮遊。
2020.8/10 ホテルルートイン二本松国道4号
久々に朝食を食べてみたけれど、変わらず不味い。
他の設備は比較的まともだし、近くにこの感じの宿がないから仕方がないけど悲しくなるね。
『スマイル』聴いて、Remi Wolfの新譜『Monte Carlo』を聴き、どっちも悲しさと浮かんでいくような多幸感があってふわふわする。
旅中、音楽が聴けなくなったらアウトかも。
家にいるサボテンたちも良い具合に育っているみたいなので早く帰りたい。
家にずっといるとちょろっと、早く旅でたーい、と思うけれど、行きのエレベーターでもう帰りたい。小旅行とヒッチがそれを担ってくれていたのだけど、ヒッチは今年はしちゃいけないしなーと、日課を戻さねば。
車でも早く脱したい田舎町を、多分観光で来た人々が歩いているのを見ると何故か少しいらっとする、こんなとこ来んな!、ってよく分からない気持ちが湧き出てくる。すみません。
旅館とか民宿って基本的には、なあなあな感じで、たまに夕飯が美味しいところがあるけれど、大体ひとつもいいところがない。
そこにあるし、都合がいいから泊まらせてもらうけど、もうちょい気張ろうぜ。
人の家に泊まってるんだから文句は言えない、と思わないといけない宿なんて良くないよー。
家に帰って美味しいなんちゃらタルトを焼きたい、食べたい。
昨日、車から子熊を見て「かわいー!」と思ってすぐ「近くに親熊がいるかもしれん」となってじわじわっと恐ろしさに包まれた、ほんとに出会いたくなーい。
野生動物に出会うとぱきーんと頭が覚める、漫画の読み過ぎかな。
何をしていてもしていなくても暑い、困る。
ガチャガチャで新たな仲間が加わった、わーい。旅をする楽しみの一つはもう完遂された。
喫煙所に腰掛けるタイプの椅子があり、とても嬉しいけれど蒸し暑くてぶっ倒れそう。
原摩利彦『Passion』を聴きつつ『風もかなひぬ』、妙にしっくりくる、どちらともが気がつくとここまで来たのかというところまで届いてくる。
そうして坂口恭平さんのプレイリストを聴いていたところshiwashiwaという人の『Blue』がとっても良くてすぐにダウンロードした、旅中のこうした出会いはたまらない。
セブンのガーリックチャーハン、ニンニク入り過ぎてて怖い、お腹こわしそう。
恋人に教えてもらった青葉市子『いきのこり●ぼくら』を聴きながら煙草、異様な力強さなのに霧くらい柔らかい、優しい音楽は旅先でこそ、遠く離れた土地でこそじゅわじゅわ染みてくる。
と書いてる間に腹痛、おい!
読み進めていると、これは旅の本だったのか、と今さら気付いた、やったー。
2020.8/11 MisakiHOTEL&LOUNGE
ちょっと心配だけど朝食を食べてみる。
ここのルートインは7月末に建ったばかりらしいので、新しいものって最初はいい感じのこともあるから期待してしまう。
煙草と井坂洋子『嵐の前』。
旅情を求めてさまよっているのかもしれない。
まし過ぎてびっくり。このくらいのをどこのビジネスホテルも最低ラインにして欲しい。単純な取りやすさや立ち回り方も。
道の駅ひらた、妙に、見たことある気がしていて気付いた。ちょっと前にTwitterか何かで見た動画の中で、藤原竜也さんが辛いソフトクリームを食べていたところだった、多分。
ソフトクリームは買わずに種無しぶどう、あづましずく、を買ってむしゃむしゃ食べる。フルーツは外で食べるのが美味しい。歩きながら食べるのが今のところ一番おいしい。
いよいよ夏が始まった、と今日思ったので今日から夏。
なんかよくないなーって宿にいるとぐらぐらしてくる。明日の喜多方の、喜多方ラーメンなるものを楽しみに乗り切ろう。
陽光を浴びすぎたことによる強烈な眠気がある。ついてないけど置いてあるストーブを見ているだけで、ほんの少し熱い気がしてくる。撤去せよ!
夕食までの時間を潰せないため近くのデニーズへ。デニーズといえば東京の、朝方まで遊んだ帰りに行く場所もしくはもうどこにも行きたくないけれど帰るのも嫌な時に寄る場所というイメージがある、ありがとうデニーズ、喫煙ブースすらないけれど仕方ない。
非常に良い接客で、なんとなく落ち込んでいた気分が浮上する、ありがとうデニーズ。
キャラメルパンケーキを食べる。うまーい。
てか今月末には確か24歳になるが、次が25ということが効いて、うわーって数字の前の数字ということで、まじかーって気分ではある。あとちょっとしたら30歳だってさー、やばー。
そいでほとんど嫌々LATOVまで歩く、本屋と6月に見た像をもう一度見るために。
ヤマニ書房、選書が良く欲しい本だらけになる。
北郷悟、という方の作品だった。
その向かいくらいに、LATOVから出てすぐで何かが目にうつって、わ!と思ってから、なんだろう?と思い直し、バリー・フラナガンの像があることに気が付く。いわきすげー!
中沢新一『野ウサギの走り』から気になっていたっちゃいたから嬉しいし、気になっていたっちゃいたくらいのに見合った見かけ方でよろしい。
歩いているときですらマスクをつけている人を見ると心配になってくる。ぶっ倒れるっしょ。数メートルの間に他の人がいないんだから外せばいいのに。
サングラスをかけている人の少なさに対する違和感と同種の勝手な気持ち悪さがある。
それにしても暑い。蒸し暑い。
常春か常秋の国へ逃げたい。晴れ渡り常冬でもいい。
夕食は結構美味しかった。虫が転々としていたのでサラダは残す。
音楽を聴いていない時間で唐突に、『いきのこり●ぼくら』のことを思い出して涙ぐんだ。はじめての経験で驚く、とんっと広い空間に押された気分。
で、北郷悟さんを調べていて、「舟越保武・佐藤忠良という具象彫刻の巨匠に学び」という記述を見、やっベーって感じ。
前回帰宅後、恋人に「舟越桂さんの木彫を思わせる感じでさー」みたいに説明していて、源流というか何というか、それが舟越桂さんの父にあるとは。
やっぱり何か惹かれるものには潜んだ共通項があるのかなあ。
お風呂が汚すぎてむしろテンション上がる。
2020.8/12 ガーデンホテル喜多方
鳥居に「山ノ神」とだけ書かれていた。潔い。正体の分からない神は恐い。恐ろしいものに名前をつけるだけで和らぐ。
家やその辺りにいるときの八倍くらい汗をかいているのに、水分を摂っていないからか体が重い。
猪苗代湖を見たが、案外ちんまりしている。上空の夏っぽい雲の方が迫ってくる。
今までにないタイプのビジホ。木材が床に張られている。
喫煙所かブースの有無を訊ねたところ、なく、数分後に喫煙室の空きがございますとのことで移動、いいひとー。
珈琲専門店煉瓦へ行く。落ち着く。フランク・ロイド・ライトのティーカップ、復刻、近くにあったら通い詰めていただろう。大きすぎない窓から陽が程よく入ってくる。本も煙草も捗るでしょう。
ダッチコーヒーとアイスクリーム。うまーい。ウエハース付きのアイスクリームは『この世界の片隅で』を思い出す。色んなとこで四回か五回か六回か観たなー、友人とも一人でも恋人とも観たなー。
店員がばたばたしていなかったら倍良いだろうなーと思っていたら、おばあさんが入ってきて空いたカップやらを下げ始めてびっくりした。その方が入って来てからは先の人もゆったり動き始めた。
店に流れている時間と同じ速度で店員が動いているというのが、いい店だなって思うポイントの一つなのかもしれない。
それから早めの夕食、17時前、丸見食堂でネギチャーシューメンと半ライス。
最初は白湯かと思ったけれど食べ進めるうちにじんわり美味い。明日は会津若松まで出て二郎を食べたい、岩瀬書店も行きたいし、どうする。
必需品である目薬をどこかに忘れてきたようで、ツルハドラッグへ。
福島にいると、ツルハドラッグ、ヨークベニマル、ダイユーエイト、リオンドール、を見かけ過ぎる。山形やら宮城やらもそうなのかな。
夕立のなか自転車を走らせる。普段ならうざさに泣きそうになるけれど何故かいいやーって感じ。
自転車を借りられるビジホはそれだけでもめちゃいいね。
2020.8/13 ガーデンホテル喜多方
舞茸の香りが良い吸い物付きの朝食、おいしい!
朝ご飯、というかその日一食目の食事がまともだと気分が少し高まる。
誰でもいいからなるべく早く、私の名前を親より呼んで、といった気持ち。
いまだに親戚に呼ばれると、自動的に違うモードになって疲れる。幼い幼い頃からの蓄積か。
シャワーを浴びてから電車に乗って会津若松へ。旅中の電車はいい。船が一番いいけど。船、自転車。電車、車、バス、タクシーという順。
並び、食べる。そういえば初二郎!、喜多方駅まで歩いてる最中から具合悪いしやめておくべきかもしれないと考えていたけれど、ミニかプチか、なんだっけ、一番小さいのから二番目、それでもギリギリ、あと二口あれば勝手に出ていた。でも美味い。インスパイア系しか食べたことがないから何とも言えないが、バランスがよい気がした。ぎりりっとしてまろやかで。
今後はどんな店でも一番小さいサイズで、体調の良い時に限る。彫り込め。
岩瀬書店。ちまちま買ってファミマへ。
最近、旅先から自宅へ宅急便コンパクトを送るのにはまっている、が、ほとんど送る必要のないものしか送っていない。読み終わった本一冊二冊とか凍み餅とか。
昨日今日とayutthaya『BACK』と青葉市子『いきのこり●ぼくら』を聴き続けてる。
『BACK』は「甘い言葉が好きだったんだ」、「与えられたら欲しがり合うんだ」、「神様もすぐに見放した」、「だからこそ今夜 確かめ合うんだ」のメロディが気持ち良くて、そこを聴くために通して聴いている感じがある。